ゲーム部を取り巻く現状について

ゲーム部

 

誰もが一度はあったらいいなと思うもの。全員の個性が認められる環境で、一つのことに熱中できる場所。それは理想であって現実にはなりえなかったのでしょうか。

 

こんにちは。

 

今日は今から一週間ほど前、ツイッターで話題となったゲーム部プロジェクト解散危機についての一個人の意見を語らせていただきたいと思います。

 

そもそもゲーム部とは何ぞやという方は検索かけてみてください。おそらく上位に出てくると思いますので。

 

・一人のファンとして、人として

 

まず言わせていただきたいのは声優、言ってしまえば中の人(正確には思しき人)に凸しないでください。自分のやってきたものが嫌いな状態にある中でそれつながりの人間がどれだけ愛を伝えようが無意味です。そのうえ今回の件に関しては人として見られてたかすら怪しい環境で演じ続けていたこともあるのでなおさら逆効果になる可能性があります。結局のところ、私たちが見ていたのはキャラクターであって人ではありません。これ以上あの人たちにそれを伝えないでください。今は何よりも労うべき時であって、残念だとかどうなるのかだとかを凸してまで言わないでくださいよ。

 

こんなことになって、それでも理想が捨てられませんか?

 

あなたはどれだけ自分のエゴを人に押し付けるんですか?

 

あなたは自分が嫌いな偽った自分を褒められて、好意をぶつけられて、嫌な環境に戻ってほしいと言われて嬉しいんですか?

 

・存続することは正しいのか

 

正しいわけがないでしょう。

 

再確認しておきますが声優さん達は社内環境最悪の中で過ごしていたんですよ?悪口どころか罵倒。味方なんていなかったんですよ?そんな会社がいくら言葉を取り繕ったところで信用なんてできるわけがないでしょう。違う会社が受け入れてくれて違う形で活動が続くのならまだしも同じ会社で待遇改善と言われても無理です。

 

人は簡単には変われないし、社会だってそう変わりはしません。

 

たしかに脚本にしたってモーションにしたって様々な人が関わっています。最近は動画更新ペースも早かったことを考えると消耗していたのも頷けます。ただそれを考慮したとしてもただ喋ってるだけだろうと罵るのは筋違いです。そして消耗してるにせよしてないにせよ、そう発言したということは声優さん達に対して少なからずそういう認識があるということです。考えを改めるかは疑問が残ります。

 

存続することに安堵するツイートや書き込みをする前に少し考え直してみてください。

 

・あとがき

 

うまく伝えられてるかは分かりませんが、私はゲーム部の活動を止めてほしいわけではありません。ただまた同じ会社に任せていいのかということを伝えたかったんです。

 

今回の内容に対して反対する人もいると思います。自分でも甘いとは思います。でも社会を最優先して近くの人間を見捨てられるような人にはなりたくないんです。

 

理想を求めた者として、気づけなかった人間として。

 

これからも見守っていきたいと思います。